先日、大畠商工会にて「生成AI活用セミナー」を開催しました。「AIってよく聞くけど、結局どう使えばいいの?」という疑問を持つ方に向けて、スマホだけでできるAI活用法を実際に体験いただきました。当日いただいた「意外と簡単!」の声をもとに、セミナーの内容をまとめてご紹介します。
そもそも「生成AI」とは?
生成AIとは、人間の指示に応じて文章や画像などのコンテンツを自動で作り出すAIです。ChatGPTがその代表例で、ビジネスでは次のような用途に使われています。
- SNS投稿文・メール文章の作成
- チラシのキャッチコピー作成
- 議事録のまとめ
- 企画のたたき台づくり
一言でいえば、「考える仕事の下書きを作ってくれる存在」です。
中小企業こそAIを使うべき3つの理由
① 人手不足を補い、時間を生み出せる
中小企業では、経営者が営業・経理・SNS・企画まで一人で担うことも珍しくありません。AIを使えば、こうした業務を大幅に短縮できます。
活用例(時間の変化)
- 見積依頼メール:約10分 → 約1分
- チラシコピー:悩んで出てこない → AIが10案を即座に提案
② 専門知識がなくてもアイデアが出る
マーケティングの知識がなくても、AIに相談するだけでアイデアを出してくれます。たとえば「母の日のギフト企画」「新商品のネーミング」「イベントタイトル案」なども複数提案してくれます。AIの案をもとに人が選んで磨くことで、企画スピードが大きく上がります。
③ 低コストで業務の質を高められる
多くの生成AIツールは月3,000円前後から利用でき、中小企業でも導入しやすい価格帯です。チラシコピーやSNS投稿、補助金計画書の下書きなどをAIで作成することで、外注費を抑えながら質の高い成果物を作ることが可能です。
セミナーで体験した活用例
当日は以下のような指示(プロンプト)をスマホで実際に入力し、リアルタイムで文章が生成される様子を体験いただきました。
| 活用シーン | AIへの指示(プロンプト例) |
|---|---|
| SNS投稿 | 「秋限定スイーツフェアのInstagram投稿を作って」 |
| チラシ文案 | 「リンパマッサージ体験会のチラシ文章を作って」 |
| キャッチコピー | 「和菓子店のキャッチコピーを10個作って」 |
| お詫びメール | 「納期変更のお詫びメールを丁寧に書いて」 |
AIの注意点
AIは万能ではありません。活用の際は以下の点に注意してください。
- 誤った情報を出すことがある(必ず人が確認する)
- 個人情報・機密情報の入力はNG
- 生成コンテンツの著作権に注意する
重要なのは「AIに任せる」ではなく、「AIと一緒に考える」こと。AIはあくまで経営者の思考を助けるパートナーです。
「触って終わり」にしないために
セミナーではAIの操作を体験いただきましたが、実際の現場ではここからが本番です。
- どの業務にAIを使うか(優先順位の見極め)
- 社内ルール・運用フローをどう整えるか
- AI活用を売上・利益にどうつなげるか
この設計なしに導入すると「触って終わり」になりがちです。AI活用は業務効率化・販促・新規事業・補助金活用など、経営全体と密接に関わる取り組みです。


